『総合的な学習の時間』であなたは児童(生徒)にどのような力を付けさせたいか、具体的に述べよ。

silentさんの投稿

 私達人間は、いつ果てるとも計り知れない短いいのち
を生きる存在である。生きていく上で最も大切な考え方
は、いのちを大切にすることである。教育の原点となる
小学校教育で大切に育むべき力も同じものと考える。
 そこで、私が『総合的な学習の時間』において最も大
事にしたい児童の力の育成は、「いのちの学び」による
自己尊重と他者尊重の姿勢である。
 私は大学の卒業研究論文で死を考えるいのちの学びに
ついて研究した。死を見つめることの必要性、死を見つ
める子どもの心理、いのちの教育の意義と教育現場での
実践を考え述べた。私はこの研究を通して衝撃と感動を
繰り返し味わい、自らの生き方在り方を見つめなおした。
同時に私の中で強い思いが燃え始めた。「子ども達にも
同じくいのちを見つめ学ぶ学習を体験させたい」と。
 具体的には、生き物を育て観察する体験を通して、い
のちの誕生、成長、交尾、死をとらえる。小さないのち
も懸命に生きており、死があるといういのちの強さと儚
さを学ぶ。そして、障害者との交流を通して、障害を持っ
て生きるいのちの強さ、尊さを学ぶ。最終的には、自ら
の病気と闘う人や支える人など、いのちの問題に取り組
む人々から話を聞くことで、いのちというものの強さと
哀しさと輝きを感じ、いのちに対する敬意と慈愛の心を
養うようにする。
 これらの活動を成立させ、深めるために必要なことは、
地域の人々や保護者の理解と協力である。私はこの学び
を確実なものとするため、子ども達の興味や発達段階に
応じて必要な活動を慎重に選び、周囲の理解と協力を得
て、適切な指導援助を行うための努力を惜しまない。

論作文道場へ   論作文コメントへ   トップページへ  i-modeトップへ

ケタ、ホカオシシ