私の目指す教師像

hiro-kさんの投稿

 私は、生徒がやる気を持って行動してくれるような指
導のできる教師になりたい。
 中学3年のとき学校祭の壁新聞で、担任の先生から清
書を任された。字を書くのは女子がやるもの、と決め付
けていた私には驚くべきことであった。お世辞にも字が
うまいとは言えない。しかし、校内で金賞、地区のコン
クールでも優秀賞を獲得し、それまでの人生で一番の喜
びを感じたのを覚えている。
 その先生は当時40代半ばの先生で、字の書き方を丁
寧に指導してくれ、疑問にも答えてくれ、何でも素直に
聞けた。明るく信頼できる先生だった。私がこんな教師
になりたいと思い始めたのはこの頃であった。
「先生」と聞くと怖い、厳しいというイメージがある。
しかしそれは生徒との信頼関係が成り立っているからこ
そ生まれるのであり、友だち関係とイコールにしてはい
けない。
 「先生」との間の壁は必要なのである。その壁にある
ドアの鍵をもらうには、なにより日々の会話である。部
活動や生徒会活動などで積極的に声がけをし、生徒との
情報交換を図り、個々の性格をつかむ。そのためにも事
前に教師間の情報交換を図り、個々の生活の様子を把握
していきたい。
 数学の授業では生徒が自主的に考えられるよう、実験
的活動を多用していきたい。例えば1年生の正負の数の
加法では、トランプで黒を+、赤を−のカードとして取
り入れていきたい。そして細かなことでも積極的に誉め、
やる気を引き出したい。
 その上で指導、状況によって叱責もしなければならな
い。指導のないと放任、逆は束縛というイメージを抱か
せてしまう。また、不安定な生徒に厳しく接したりしな
いように、生徒の様子も踏まえて接していかなければや
はり不信感を抱かせることになる。
 作った壁新聞を見返すことがある。決して上手ではな
いが一生懸命やったことがうかがえる文字で、当時の担
任の先生を思い出す。将来私のことを思い返してくれる
ような生徒が出てくれたら、と思う。

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