足元からの環境教育

かつどんさんの投稿

 21世紀を生きる子どもたちには、「環境について考
える」だけの人ではなく、「環境のために行動する人」
になってほしい。環境のために行動する人」とは、地球
を愛し、自然を愛し、自分自身が環境と関わっているこ
とを自覚している人のことである。自然を愛する心があ
るからこそ自分の行動が環境に与える影響について考え
ることができ、真剣に環境問題に取り組むことができる
のである。
 私は子どもの頃、よく父と山に登った。有名な山では
なく、家からさほど遠くない山がほとんどだったが、そ
の経験が私を自然が大好きな子どもにしたのだと思う。
今、私は燃えるごみと燃えないごみを絶対に混ぜない。
トイレットペーパーも資源を再利用しているものを使う。
ささいなことだが私のこうした行動の背景には、子ども
の頃の自然体験がある。その体験によって、自然を大切
にしたい気持ちが育まれたのだろう。私にとっての「足
元からの環境教育」は、子どもの頃の山登りだった。
 私が環境教育を行うにあたっては、身近な自然体験を
重視したい。そこで自然を愛する心情を育んだうえで、
子どもが自分の行動と自然との関わりについて考えるよ
うにする。その後環境問題に取り組む姿勢を身につける
ようにする。自然体験は、総合的な学習の時間や生活、
理科、特別活動当を中心に学校生活全体を通して行う。
例えば教室でメダカを飼育する。子どもはその成長を見
守り、飼育することで、メダカやメダカのすむ川などに
愛着をもつようになる。そのうえで水質汚濁について学
習する。自分たちの行動が引き起こす環境問題を意識す
る指導を繰り返し行い、自分たちが愛着をもっている身
近な自然との関係を考えるように導く。そしてその解決
について考えていく。
 環境問題を自分自身のことと考え、その解決に向けて
行動できる人間を育てたい。そのためには「足元からの
環境教育」大切である。

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