教員に必要な資質、能力について述べよ。その際、あなたはその資質、能力を養うため、どのような努力をしているか示しなさい。

Yabooさんの投稿へのコメント

 教師に必要な資質・能力には、大きく分けて3種類あ
る。地球的視野に立って行動するための資質能力、変化
の時代を生きる社会人として求められる資質能力、教員
の職務から必然的に求められる資質能力である。児童は
⇒教育職員養成審議会報告をおさえた書き出しですね。もう少し書き方に注文をつけるとすれば、ただ単に3つの資質を上げるだけでなく、それが以下の論旨とどのように関連するのかをことわりましょう。
教師の背中を見て成長するといわれている。私は魅力あ
⇒子は親父の背を見て育つ、というのは聞いたことがありますが・・・
る教師を目指し、精神的に若々しく、児童に対して熱意
ある教育に尽力する。以下、努力していることを述べる。
 まず、模範となる教師自らの思いやりを基盤とした行
動に努める。児童の話をうなずきながら聞き、肯定的な
⇒「模範となる教師自らの思いやりを基盤とした行動に努める」は、一読してしっくりこないですね。「私自ら、思いやりを基盤とした行動に努めたい」と簡単に書いていいかもしれません。
態度で接する。私は講師時代に、児童と会話するとき
相づちを打ちながら聞くこと心掛けていた。始めは話
             ⇒「に」が続いていますので注意しましょう。
しづらそうにしていた児童も、徐々に心を開いて生き生
きとした笑顔で話すようになった。互いの信頼関係も芽
生える。このような経験から、私は常に児童の目線で物
事を考える親しみやすい教師を目指す。
 次に、児童のやる気を奮い立たせ、学ぶ喜びを味わわ
せる授業作りに励む。作文の授業ならば、書くことがな
くぼんやりしている児童をなくす。児童一人ひとりに対
し、興味関心の持てる題材を探し、提示し、書けるよう
      ⇒「生活の中から」を補ってもいいでしょう。字数制限ある論作文ではいい切れないことが多いものです。作文の授業がどのようなものかが伝えきれないので、エピソードとして書き切るのは大変ですね。
に促す。大切なことは、常に児童の能力を把握し、どこ
でつまずいているか、どんな助言が必要かを的確に捉え
ることである。私は、児童にやればできるという達成感
を味わわせたい。私は児童に対して、どんな力をつけて
やるかを明確にし、個に応じた指導法を研究し続ける。
⇒このあたりの達成感や個に応じた指導法も「作文」と関連するのでしょうか。
 また、常に明るく清涼感を持つ。爽やかな笑顔や元気
な挨拶は、それだけで相手に良い印象を与える。整った
身だしなみは、自分の気持ちも引き締まるだけでなく、
児童の学習意欲や生活態度にも影響を及ぼすと考える。
私は一人の社会人として、明るく外見も整えるように心掛ける。
 教師が児童に与える影響は大きく、社会全体からの期
待も高い。私は、教師としての使命や責任を自覚し、常
に向上心を持ち、上述の内容に努力し続ける教師になる。
⇒書き出しのところをもう少しいえば、3つの資質の内の1つに的を絞って表記すればいいのではないでしょうか。後に続く論旨が、「児童の目線で物事を考える親しみやす」さと「児童のやる気を奮い立たせ、学ぶ喜びを味わわせる授業作り」ですので、それは、「教員の職務から必然的に求められる資質能力」ですね。外見を整えることはちょっとちがいますが。したがって、「教員の職務から必然的に求められる資質能力として児童の目線で物事を考える親しみやすさと児童のやる気を奮い立たせ、学ぶ喜びを味わわせる授業作りとがあげられる」と限定して示せば、論作文に一貫性が与えられるでしょう。つまり、第一段落の「使命」は次につづく論旨の紹介の役割を果たさせるということです。Aug.28,2004

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