教員に必要な資質、能力について述べよ。その際、あなたはその資質、能力を養うため、どのような努力をしているか示しなさい。

みやけんさんの投稿

 教師に必要な資質、能力は2つある。私はそれを「2
つのS」として論じたい。
 1つ目は「SMART]である。もちろん単に頭が良
い、賢いという意味ではない。それは、生徒の気持ちを
的確に判断する洞察力、そしてそれに対して適切に対処
する実行力である。例えば、日常の何気ない会話の中で
生徒の気持ちや変化を見出したり、自分の言動が生徒に
どう影響するかをよく理解しておくことである。
 この資質を養うために気をつけていることは、心理学
的な視点をもつことである。それは例えば、何か興味を
ひく対象が現れた時、その対象を見つめている人々を見
つめること、つまり、客観的、包括的視点にたつことで
ある。話し合いの場でも、話している人だけでなく、そ
の全体に注意を向けることである。生徒は教師が親身に
なってくれることを嬉しく思うだろう。だから教師は深
くのめりこむと同時に、内面は一歩ひいて全体を把握し、
適切な方向へ導くことが大切なのである。教師は木にも
森にも注意を注がなければならない。
 2つ目の資質は、「SUNSHINE」、つまり「太
陽」であること。生徒をひとり残さず照らし、包み込む
包容力である。時には情熱的に、時にはやわらかく、生
徒ひとりひとりにたっぷり愛情を注ぐことこそ、教師に
とって不可欠な要素なのだ。
 そのために努力していることは、人を一面的に見ない
ことである。1つ目では、木を見て森を見ることの重要
性を述べたが、さらに木の本質を見抜くことが大切であ
る。具体的に言うと、個人の良い面も悪い面もその全て
をその人として受け入れる努力である。
 人と接すれば接するほど、良い面も悪い面も見えてく
る。どんな人にもそれはあてはまることでああるが、し
かしながらその両面は紙一重であり、どちらにも変わり
得る。その人を肯定的に認めることが、相手を受け入れ
る包容力である。口で言うのと実際に行動に移すのとで
は、その苦労は比べものにならないが、だからこそ努力
しがいがあるのだ。

論作文道場へ   論作文コメントへ   トップページへ   i-modeトップへ

浩の教室・トップページへ