学校、家庭、地域社会の連携をいっそう深めることが求められている。これについてあなたの考えを述べ、またどのように実践するか、具体的に述べよ。

のぞみさんの投稿

 「教育」を学校のみの営みと考えず、家庭や地域と協
力して、様々な人が子どもの教育に携わる必要がある。
なぜなら、子どもたちに関わるということは、社会の未
来を創ることだからである。
 ここで、私が通っていたアメリカの小学校のシステム
を紹介したい。私の母のように、仕事がなく時間に余裕
のある保護者は、職員室を訪れ、「何かお手伝いしましょ
うか」と私の担任に尋ねる。すると、プリントの採点等
の仕事をもらい、「保護者の部屋」という会議室に行く
のである。そこには、母のような保護者が何人かおり、
おしゃべりをしながら作業をすることができる。お茶や
お菓子も用意されていたようだ。このシステムは、保護
者が子どもの授業内容や学校の様子を覗くことができ、
また、保護者同士の親睦も深めることができる。私の母
のように、日本人で、地域の人と交流の場がもてなかっ
た人にとって、これは大変ありがたいシステムであった。
共働きで忙しい親でも、月に一度はこの「保護者の部屋」
に顔を出すという。アメリカ人の、子どもの教育に関わ
ろうとする姿勢が感じられる。
 私は、学校と家庭の連携を深め、地域交流にもつなが
るこのシステムを、是非日本の学校に取り入れたいと考
えている。家庭や地域の人に、教育に関心を持ってもら
うためには、まず、活動に関わってもらう必要があるか
らである。その他に、私は、地域の人に運動会の種目に
参加してもらう、総合的な学習の時間の学習に協力して
もらう、児童が地域の人とゴミ拾いをするなどの活動を
実践する。なぜなら、地域の人が学校に関りやすく、ま
た、子どもが大人と話しやすい環境を作ることは、教師
にしかできないことだからである。
 不審者が犯行しにくいのは、どのような環境か。それ
は、地域の人が子どもの顔を知っていて、交流のある環
境である。では、子どもが非行しにくいのは、どのよう
な環境か。それは、家庭や地域、学校の大勢人が子ども
の心配をする環境である。
 学校、家庭、地域の連携を図ることは、子どもの成長
に、そして地域の安全にも効果的だといえる。子どもた
ちが様々な人との交流を通して、豊かな人間関係を育む
ことができるよう、私自身が地域社会に出向き、交流の
架け橋となる。

論作文道場へ   論作文コメントへ   トップページへ   i-modeトップへ

浩の教室・トップページへ