学校週5日制と学力低下について

さんまさんの投稿

 学校週5日制のねらいは、ゆとりのある教育活動をし、
生きる力を育む事とある。各学校で実施されている総合
的な学習の時間もこれに欠かせない。具体的にはどのよ
うな取り組みがあるのか、勤務先の学校を例に考えたい。
 三年生では、校区探検が行われている。班ごとに教員
の引率のもと地域を巡る活動である。ある日、子供がな
ぜ花火と人形を一緒に売る店ばかりなのか、と聞いてき
た。私は総合学習のねらいを考えた上、質問には答えず、
子供にどうしたらいいのかな、と聞き返した。すると、
子供は店の人に尋ねだした。夏は人形が売れないので花
火を売るのだという。子供はすぐに先生に答えを求めが
ちだが、このように自分から考えて出した結果は忘れな
いであろうし、楽しく学べるだろう。自分で出来るのだ、
という自信をつくる場として学校があり、私たち教員は
教えるのではなく支援する側でありたい。
 このような支援の積み重ねがいかに大切であるか。学
習はさせられるものではなく、自らしていくものである。
 よく保護者の方が、学力は下がらないのか、と心配さ
れている。また、私の卒論の研究結果では、小学生の計
算力は年々落ちている。これらは、見過ごしてはならな
い。私なりに対応策を考えてみた。それは前述したよう
なゆとり教育・総合学習のよさを保護者に説明し、子供
からの発表という形で地域の方に見ていただく。また、
何事も基礎が大切であるので、朝の学習タイムをとり、
確認問題を繰り返していくことも同時に取り組みたい。
量よりも質であるフォローを心掛けて行きたい。そして
同時に以前よりも少ない学習時間の中で、いかに私たち
が向上するかも大切である。日々、問題意識を持つため
に先輩教師に意見を伺う。また、教員以外の職について
いる人の意見を求め、書物やインターネットも参考にす
る。このように、常に自分の考えを見直しながら、熱意
をもって接していきたい。

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