あなたの担任するクラスで学級崩壊が起こった場合の解決策を書きなさい。

のぞみさんの投稿へのコメント

 学級崩壊とは、児童が授業中に立ち歩いたり、教師に
反抗したりして、授業が成立しないことをいう。その要
⇒学級崩壊については、「学級が機能しない状況」として、文科省によって定義がくだされています。上の書き方は字数上構わないと思われますが、正確なところも知っておきましょう。
因は、教師の指導力不足や、家庭の問題等が考えられる
が、その背景は複合的であるため、問題状況を多面的に
考える必要がある。
 私の担任するクラスが学級崩壊を起こした場合、私は
次の三つの点を見直し、解決を図る。
⇒この段落は、すでにテーマが示していますから、単刀直入に「私は次の三つの点を見直し、解決を図る」とだけ書けばよく、それを第1段落に追加するといいでしょう。
 一つめは、問題行動を起こす児童の、行動の意味を考
   ⇒「め」は平仮名でも漢字でもよいですが、統一はしておきましょう。「二つ目」と「目」になっていますから。
えることである。以前私が補助していた二年生のクラス
に、LD児をからかうAくんがいた。彼はLD児を嫌うわけ
ではなかったが、しばしば「おまえ病気なんだぜ」とは
やしたてていた。どんなときにはやしたてていたかを考
えると、それは、Aくんが暴力のことでクラスメイトに
責められているときと、LD児がみんなに世話をしてもら
っているときだった。Aくんは家庭が複雑だったために
不安を抱え、暴力をふるってしまい、クラスメイトに責
められることがあったのだ。そんなときに、なぜか構っ
てもらえるLD児をうらやましく思っていた。LD児をから
かうことで、自分の不安に負けないようにしていたので
ある。
⇒ここの記述は臨場感があって、コンパクトにまとまっていてよくわかり、評価高いです。
 このように、問題行動を起こす児童は、「そうせざる
を得ない」状況にいるのである。そのため私は、問題行
という表面を注意するのではなく、子どもの置かれて
いる状況を多面的に捉えて、状況の解決を図る。
 二つ目は、授業を見直すことである。授業についてい
けないことは、児童に劣等感を与え、それが「逃げ出し
たい」という衝動となる。勉強がわからない子を置いて
                      ⇒「おきざりにしていないか」でどうでしょうか。
いってしまってはいないか、確認をする必要がある。そ
こで私は、一斉授業だけではなく、レベルに応じたプリ
                ⇒「レベル」ではなく、「習得状況」、「理解の程度に応じた」としましょうか。
ントを常に用意し、個別学習の時間を設け、それぞれの
弱点を補っていく。
 三つ目に、どの児童にも平等に接する態度を見直す。
      ⇒ここは、「私がどの児童にも平等に接しているかどうか内省する」でどうでしょうか。
明るく積極的な児童とばかり接していないか、学級委員
と話したことで、全員の意見を聞いたつもりになってい
ないか、自分に問うのである。全員とコミュニケーショ
ンを図るために、私は、あのね帳でのやりとりを大切に
し、授業中は全員と目を合わせ、朝は誰よりも早く、放
課後は誰よりも遅くまで教室に居て、児童の日々の様子
を気にする。
 学級崩壊を解決するために最も大切なことは、「あな
たたちを理解したい」という情熱を伝えることである。
その上で、私は以上の三点を見直し、多面的に問題の解
決を図る。学級崩壊が起こっている状況というのは、児
童にとっても非常につらく、ストレスのたまる状況なの
で、早急に解決できるよう、全力で取り組む。
⇒総合的にいって、合格論文でしょう。多少の赤ペンははいっても、じゅうぶん通用する論作文です。ひとつだけいえば、「授業中の立ち歩き」に直接的な解消策を述べていないところでしょうか。しかし、それを補う力強さを「学級崩壊を解決するために最も大切なことは、『あなたたちを理解したい』という情熱を伝えること」の記述に感じました。July 24,2005

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