私の目指す教師像

ウルトラマンさんの投稿へのコメント

 私は「自己表現力とコミュニケーション能力」を育て
る教師を目指す。これらは変化し続ける社会に対応して
いくには重要なことであると考える。
⇒教員として何をしたいのか、目的意識がはっきり示されていて、いい書き出しです。
 私は中学生のころ、自分の感情を上手く表現できず、
楽しいと感じているときも、周囲からは「つまらなそう」
と誤解を受けてきた。そんな中、部活動の先生が話し合
いの場を作り、こう言ってくれた。「自分の気持ちに自
                        ⇒普通には、「自分の気持ちに素直になりなさい」だと思われます。
信を持ちなさい。素敵な笑顔があるのだから。それがあ
なたの長所よ。」何気ない言葉だが、指摘するだけでな
     ⇒ここは、「〜長所よ」。の書き方をオススメします。句点をどこにおくかの違いです。
く「話し合いの場」を作り、指導してくれたことが、私
の中の何かを弾き飛ばしてくれた。その後、成績に関し
                    ⇒部活動における話し合いが、なぜ、成績の関係で評価されるようになったのでしょうか。また、「つまらなそう」と「成績」の関係は何かあったのでしょうか。ここは、書くべきことが省略されており、ウルトラマンさんの中ではわかっていることが読み手に伝わらなくなっています。
て意欲・関心・態度面で評価をされることが多くなった。
 教育実習先に、無愛想な女子生徒がいた。しかし、彼
女は私の指示に1番早く反応を示していた。私が個別に
私の体験を交えた話し合いの場を作ると「今まで何がい
けなかったのかわかった気がする」と言ってくれた。私
はこのような経験を生かし、生徒の表情の奥にある真の
気持ちを読みとり、短所を指摘するだけではなく、長所
につなげていく指導を行い、自己表現力の育成に努める。
⇒ここは、具体的に書かれており、すごくいいですね。実習経験の様子が伝わってきます。
 高校時代「強い選手は挨拶や礼儀、当たり前のことが
当たり前に行える。」と部活動の先生に言われていた。
           ⇒ここは、なんの部活動なのかひとこと加えたらすっと読めますよ。
社会に出たとき、この当たり前と思っていた挨拶が言え
ない人間が多いと感じた。私自身、高校入学当初から挨
拶はできていると思っていた。しかし、声が小さかった
り、目を見ていなかったりと、先生は口をすっぱくして
注意をしてくれた。そのお陰もあり、大学入試面接では
「気持ちの良い挨拶だ」と誉められるほどであった。
⇒「社会に出たとき」と「大学入試」とがこの段落に書かれているので、時系列に混乱が生じています。
 現在、私は非常勤講師として中学校に勤めている。そ
の中で、生徒たちと挨拶を交わす場面が少ないと感じた
た。私はお手本となる挨拶を行い、挨拶をさせるのでは
なく、自然と言える姿勢・環境作りに努め、コミュニケー
ション能力を育てていく指導をする所存である。
⇒文字数の制限から、端折っている部分もありますが、概ね良好な論作文です。筆力があります。挨拶についてと話し合いについてと、2つのポイントがしっかりしていて、ご自身が課題とされた「自己表現力とコミュニケーション能力」の育成に応じた書き方になっており、構成力もあると評価できます。Nov.8,2006

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