『総合的な学習の時間』であなたは児童(生徒)にどのような力を付けさせたいか、具体的に述べよ。

じゃいぽんさんの投稿へのコメント

 『総合的な学習の時間』における学習活動については、
各教科などの学習活動において教師は指導にさまざまな
工夫をこらし活動を展開することが重要になってくるが、
この時間は生徒の自主性に任せ、教師はこの活動に必要
な知識を兼ね備え助言をしていくべきだと思う。そこで
⇒一文の長さに注意しましょう。3行に分けていいくらいです。「〜が、」というような中止形のところで切るよう意識付けましょう。実際、内容がよくわかりません。「各教科などの学習活動において教師は指導にさまざまな工夫をこらし活動を展開することが重要になってくる」という主張と、「この時間は生徒の自主性に任せ、教師は知識を持って助言するだけ」という主張とがイイタイコトなのですから、整理してすっきり書くことが要求されます。ちなみに、「知識を兼ね備え」というのは何と何なのですか。じゃいぽんさんは、「従来の各教科における学習活動は、ややもすると生徒にとって受身であった。しかし、『総合的な学習の時間』における学習活動は生徒の自主性を尊重し、私はサポート役に徹したい」などということがいいたいのでしょう。1行目からこれでは、採点官は「紙飛行機」にしてしまいますよ。また、「と思う」の文末表現が以下の文章でも多用されていますね。これもやめたほうがいいです。
この時間では生徒に主体性を身につけさせたいと思う
⇒この行は不必要でしょう。繰り返しですので。
 主体性とは、自分の考えや立場をきちんと持ち、他か
ら影響されずに思考し行動できる性質という意味である。
が、各教科の学習時間においてはどうしても各個人の知
識の量は限りがあり、そのため教師が自分の持つ知識を
伝達するという形態がとられている。その後に自分の興
⇒上のセンテンスは意味がわかりません。「知識の量には限りがあり」、それゆえ教員が知識を与えると書いていますが、本当にそうなのですか。また、主体性と知識量とどう関係するのですか。さらに、「その後」というのは何の後なのですか。
味を持ったものや、さらに深く学びたいものについては、
選択教科により発展的な学習がなされている。『総合的
⇒選択教科はじゃいぽんさんのいうような意味で設定されているのですか。
な学習の時間』においては、そのような各教科、道徳、
                ⇒この「そのような」の内容は何ですか。
特別活動を連携させ横断的、総合的な指導が有効とされ
ている。そこで重要視されているのが自ら課題を見つけ
⇒「道徳、特別活動」が脈絡なく記述されています。わかりません。また、「そこで」といわれても困ります。
積極的に自分で考えながら活動をしていくということで
ある。生徒は同じ学習活動をしていながらも興味・関心
       ⇒「同時に」や「一緒に」ということでしょうか。
を持つところは人ぞれぞれである。しかしそのこと対し、
        ⇒「人それぞれ」ではなく、さすがに「生徒一人ひとり」でしょう。
自らの考えを持って行動していくというのは、簡単な生
徒もいれば苦労を要する生徒もいるだろう。実際私もこ
⇒「簡単な生徒もいれば苦労を要する生徒もいる」などと予測をしても仕方がありません。
の時期に特に興味を持ち探求し続けた事柄は学校生活に
おいてなかった気がする。しかし『生きる力を』身につ
⇒このようなじゃいぽんさんの消極的な「過去の回想」に何か意味があるのでしょうか。
けるという課題からも、主体性を持つことができること
で自己解決力が育成される点で身につけていきたい力で
あると思う
⇒この文章は意味不明です。なんといいますか、文章になってないのですね。読んで意味のわかる文章を書きましょう。
 『総合的な学習の時間』の活動は、広範囲において活
動することができるとともに生徒たちの個性を発揮でき
⇒「広範囲」とはどのくらい広いのですか。
る良い時間であると思う。そして主体性を身につけるた
⇒「実際私もこの時期に特に興味を持ち探求し続けた事柄は学校生活においてなかった気がする」のに、総合学習さえ教育領域として学校で行えば個性を発揮できるのですか。
めのきっかけを作るのが、教師の支援でもあり、私も生
                     ⇒「支援でもあり」ということは、ほかにも何かあるんですか。
徒と一緒にこの時間を有意義なものにしていきたいと思

⇒表記についてまずいいます。意味のわからない文章が出てきた時点で、採点官に読んでもらえないでしょう。正確な記述が求められます。長文はやめ、短い文をつなげて書きましょう。それが、混乱を起こさないコツです。じゃいぽんさんは、書いた後、ご自分で読んでいないように思えるのですが、自分で書いたものは何度も何度も読みなおしましょう。内容について次にいいますと、テーマの「具体的に」というのが、全くないですね。「どのような力を付けたいか」は、もちろん「生きる力」です。しかし、その「生きる力」を自分なりに解釈して提出しなければなりません。その解釈の際に学習指導要領の記述が役に立ちます。豊かな人間性にせよ、国際社会の中で主体的に生きる力にせよ、さらには、健康や体力にせよ、理念はあるのですから、そこにつながる具体的な教育活動がなんであるのか、じゃいぽんさんの提案が必要だということです。この論作文では、なんの提案もないし、表面的に主体性といっているだけのように思えます。厳しいようですが、全体的に再考しなおしましょう。

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