私の目指す教師像

SUNFLOWERさんの投稿

 いじめによる自殺が大きな社会問題となった頃、自殺
の最大の原因は、様々な理由から生じた孤独によるもの
だと感じ、「あなたは一人ではないよ」と伝える仕事に
就きたいと考えるようになった。そして、「保健室を訪
れる子どもの半数以上が心の不調を訴えている」という
記事を偶然目にした時から、養護教諭になりたいと思っ
たのである。
 孤独感は、信じて頼れる相手がいないことから生まれ
る。そんな状況におかれた子どもに、「一人ではない」
と伝えることは容易ではない。しかし、人を信じる喜び
を知らない子どもたちに、教師を目指す私が、子どもの
言葉や思いを真っすぐに信じる姿を見せることで、伝わ
る部分が多くあると考える。
 では、具体的にどのように子どもに伝え、日々実践し
ていくか。まずは、全学年の子どもの顔と名前を一致さ
せる。話したことのない子どもにも、必ず名前で呼びか
け、子どもとの距離を縮める。次に、保健室へ入りやす
い、落ち着いた雰囲気作りをする。日常のささいな会話
を大事にする。例えば、ケガをして訪れた子どもと、今
日あったことなどを話す。このように何度か言葉を交わ
すことで、話しやすい関係を作る。そして、同じ目線で
話を聞き、先入観を一切持たずに、子どもの言葉を信じ
る。また、目立った身体症状もないのに、不調を訴える
子どもには細心の注意を払い、心のサインを見逃さない
ようにする。以上のようなことを心掛け、子どもとの信
頼関係を築いていくことが大切である。
 心と体は密接につながっているため、心の不調は必ず
体に影響してくる。そうして訪れた子どもの心のサイン
に、いち早く気付き、「一人ではないよ」「一緒に考え
よう」という思いを、しっかりと子どもに伝えられる教
師を私は目指している。

論作文道場へ  論作文コメントへ  トップページへ