『総合的な学習の時間』であなたは児童(生徒)にどのような力を付けさせたいか、具体的に述べよ。

宏さんの投稿へのコメント

 近年、フリーターという職につかない者、職について
         ⇒「フリーターと呼ばれる」にしましょう。
もすぐにやめる者が増えてきている。これは、自分自身
                 ⇒「この現象は」としましょう。
のやりたいことを見つけることができていない、自分が
興味を持った職につけなかったからであると考える。私
             ⇒「職に就けなかったことに原因している」と結びましょう。
は生徒一人ひとりが職業に対して考える力をつけさせる
ために、以下の2点を「総合的な学習の時間」に実践する。
    ⇒字数の関係もあるかとは思いますが、この第一段落にも「総合学習」という言葉を入れておきましょう。
 第一に、自分が将来つきたい職業を見つけさせる。
はり、
将来、この職につきたいと思う目標を持たせるこ
とが自ら主体的に自己の生き方を考え、行動することに
つながる。自分のやりたい職のない生徒は多数であろう。
    ⇒ここは、「だが、自分の方向性をしっかり持ち、将来の希望を語ることのできる生徒は多いとはいえない」としましょうか。
そのときはまず、自分自身を知ることから始めさせる。
自分の長所は何か、いま興味関心のあることは何かを考
えさせ、自己を見つめる機会をつくる。そこからそれら
を生かせる職業は何があるのか考えさせる。
 第二に、一人ひとりのしてみたいという職業について
調べ学習をさせる。その職業の内容を図書館やインター
ネットで調べたり、その職業の専門家に話を聞いたり、
直接話が聞く機会がない場合はメールを送ってみるなど
し、実際に体験談、苦労話など聞く。調べ学習をするこ
とで、いままで自分の知らなかった側面を知ることがで
き、より職業に対する意識を高める。
⇒そのほか、労働の価値、仕事を通じての協力の価値、社会とはなんであるかということなどを徐々に認識することになるでしょう。
 実際、生徒がこの授業で調べた職業につくとは限らな
い。しかし、生徒一人ひとりが興味のある職業について
考える機会を与えることで、働くという意識をもつこと
⇒「考える機会を与えれば、働くことの尊さを理解することができよう」としましょうか。
ができる。また、興味のある職業をもつことは生きてい
く上での生きがいとなり、人生を主体的に行動する力に
なる。人生を主体的に行動する力こそが、総合的な学習
の時間の目的である「生きる力」を育むことになると、
私は考えている。私は、生徒一人ひとりとともに職業に
対して真剣に考え、生徒が主体的に行動できるように
支援していく決意である。
⇒就業意識の希薄な現実から、後期中等教育において自己実現をどう達成していくかを総合学習のテーマに据えた論作文です。このように一文にまとめられるということは、論旨に一貫性があるということにほかならず、「合格点」に達しているといえます。ただ、「具体性」ということについてはどうでしょうか。調べ学習には触れていますが、現実の教育現場において、すでに兵庫県などでは「トライやるウィーク」を実践しています。とすると、就業体験の事前学習に宏さんの論述された実践は、すでに行われているでしょう。宏さんのためにあえていえば、もう一歩具体的に掘り下げることを望みます。難題でしょうが、検討を期待しています。

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