学校、家庭、地域社会の連携をいっそう深めることが求められている。これについてあなたの考えを述べ、またどのように実践するか、具体的に述べよ。

宏さんの投稿へのコメント

 本来、私たちは学校を中心に家庭、地域の人が協力して生徒を
 ⇒さすがに、1行目ですから主語を省くのはよくありません。
育てていくべきである。しかし、現在は家庭や地域の教
育力の低下とともに、生徒の教育をすべて学校に押しつ
ける傾向がある。私は「開かれた学校づくり」をすすめ
⇒ここは、「そうした押しつけを是正しつつ、私は『開かれた学校づくり』を〜」としましょうか。
るために、以下のことを実践していく。
 第一に、教師自身が地域の人と話をしていくことであ
る。
⇒「親密な交流をもつことである」を「話をしていく」の後に付け加えましょう。
 私の父は教員をしている。高校三年のときに、父が小
  ⇒たんに教員をしていると書くのではなく、小学校の教員をしているというように書いた方が紛れがなくなります。
学校のグランドに地域の人を呼び集めてバドミントンをし始めた。
そのとき、私はただバドミントンがしたいだけであろう
と思っていた。私も一緒に参加した。中学校を卒業して
から地域の人と話す機会など全くなかった。しかし、こ
              ⇒ここは、一文で書いた方がわかりやすいところです。「〜話す機会など全くなかったが、これを機会に久しぶりに〜」ですね。短く書く方がいいといいながら、恐縮ですが、場合によっては中止法の「が」は効果的です。
れを機会に久しぶりに地域の人と話をした。いま父に話
を聞くと、父はバドミントンをきっかけに地域の人と話
をする機会を設けたかったらしい。
 私たち教師自身が地域の人と話をする機会を作ってい
くことで地域の人と教師が開放的に交流できる。私たち
教師と地域の人との壁がなくなれば学校に地域の人が参
加しやすくなるであろう。私は教師としてでなく、地域
の一人の住民として積極的に地域の活動に参加し、地域
の人と話をしていく機会を多く作っていく。
⇒ここまでのところ、具体的な「父の交流」を描き、次の段でそれを抽象化し、「地域にとけ込んだ教員」をうまく説明しています。ここに、宏さん自身の提案があれば、もっといいのではないでしょうか。それが以下の総合学習なのでしょうが、ちょっと不満です。
 第二に、総合的な学習の時間などに地域の人の参加を
促す。例えば、環境について一緒に学び、生徒とともに
環境に対してできることをしていく。地域の人で専門家
がいる場合は公演をしてもらう。家庭、地域の人がとも
に学び、活動をしていくことで学校のことを知ってもら
う。また、生徒にとって地域の人と接することで幅広い
視野、人づきあいにつながるであろう。
⇒とりわけ課題に「具体的に」とありますので、もう一捻りほしいですね。「父の交流」はトピックとして1/3位の分量にして、宏さんのしたいこと、すべきことを書き込みましょう。
 生徒は家庭と地域の人と話をすることで、いままで知
らなかった人と出会い、学ぶことはいろいろあるであろ
う。私は私自身が地域の人に心を開いていき、学校に地
域の人が携わっていけるよう努めていく。
⇒文中の指摘に注意事項は、つきています。「具体性」を前面に押し出すことが必要です。個人の体験、経験を、あるいはワタクシたち理想を書いてみる、そこからはじまると思います。今回の宏さんの論作文は、宏さんらしくなく、「とにかく仕上げてしまえ」というような感があります。焦らず、じっくりと書きましょう。

論作文道場へ  もとの文章へ   トップページへ

浩の教室