私の目指す教師像

たんぽぽさんの投稿へのコメント

 近年、いじめや中途退学など生徒は様々な問題を抱え
ている。しかし、これらのこうした深刻な問題に達する前に、人
間関係などに悩み始めたりする初期の段階がある。この
ような段階で生徒の相談を聞いてあげられる教師を目指
し、高校の恩師を参考に私は次の努力をする。
 第一に、生徒との共通の話題を見つけ、話しやすい関
係をつくる。日頃私から積極的に話しかけ、生徒と互い
の趣味や部活などについてしたい。これを繰り返し、生徒との共
                      ⇒「継続し」
通の話題を豊富にする。私の高校の恩師は話しかけてき
       ⇒「豊富にし、信頼関係を築きたい」としましょうか。
たとき、私が所属する部活や恩師の趣味のキャンプにつ
いて話してくれた。話しているうちに様々な共通の話題
ができ会話も続いた。私は話していて楽しくて、いつし
か私から話しかけ、勉強などの相談をするようになった。
⇒ここまでの数行では、「話しかけ」、「話し」など入り組んだ書き方になっていますので、すっきりさせましょう。「話しかけてきたとき、〜話してくれた」との表現は避けた方がよいですね。「高校の恩師は趣味のキャンプをきっかけに、私の所属する部活にも注目してくれた。そのうち共通の話題もでき、私からも恩師に声をかけるようになり、話題は多方面に広がった。やがては勉強についての相談もするようになった」というような感じでどうでしょうか。自分でいいたいことを解きほぐすのがコツです。
このように、生徒と話しやすい気さくな関係をつくり、生徒に悩
みを打ち明けてもらいられやすい、相談にのってあげる教師を目指す。
                           ⇒「のることのできる」
 第二に、生徒をよく観察し、生徒の心の変化に気づく
ようにする。授業や休み時間など生徒と話をしながら、
あるいは話をしていないときにも、生徒の表情や行動を
よく観察する。そして、生徒がいつもと違い元気がない
ときや一人でいるときなど、様子が違う場合に、生徒に
何かあったか聞く。先ほど述べた恩師は、部活で疲れて、
         ⇒800字程度の論作文では、「先ほど述べた」や「上で述べたように」など、不必要です。ここで「恩師」といえば、一人しかいません。
いつもに比べて授業中の発言が少なかった私に、何かあ
ったか聞いてきた。日頃からよく話をしていたので部活
の相談をし、就寝時間を早めるなどの対策を共に考えた。
このように、生徒の悩みやストレスを示す兆候を見逃さ
ない教師を目指す。
 こうして以上のように、生徒の心の変化に気づき、生徒が悩みを相
談しやすい教師を目指す。そして日頃から趣味の旅行や
              ⇒うーん、さすがに「先生」ですから、「学習の助言はいうに及ばず、趣味の旅行や〜」と書いておきましょうか。
テニスを続け話題を豊富にし、生徒の話にも色々質問を
してよく聞く。こうすることで、生徒が私と話をして
しく何でも言いやすいと感じてもらえるように努力する。
⇒最後の文章は、「生徒がなんでもいいやすい、相談しやすいと感じ、信頼を得ることのできる教師が理想である」と書いたらどうでしょうか。全体を通し、「話しかけられやすい」、「相談にのれる」ということを、恩師を例にあげ、わかりやすくまとめています。なんでもかんでも書かず、ひとつのことを掘り下げた答案例といえるでしょう。ちなみに、たんぽぽさんのこの論作文のように、授業実践例がなくてもワタクシは構わないと思っています。なぜなら、ここでの中心ポイントとしての「信頼関係の醸成」、「生徒指導のミソ」がしっかり把握されているからです。

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