21世紀の教育について

亮さんの投稿へのコメント

私は「21 世紀の教育」は、学校・家庭・地域社会など、
子どもをとりまくすべての環境が担うべきものであると
考える。それは、第15期中教審答申「21世紀を展望した
我が国の教育のあり方について」で示された『学校・家
庭・地域社会の役割と連携の在り方』を実現することで
もあると思う。
       ⇒「このことは、15期中教審が明示しているところである」や、「このことは、『21世紀を展望した我が国の教育のあり方について』に述べているとおりである」で、よいのではないか。繰り返しの表現は避けたほうが無難である。
 20世紀の教育のほとんどを請け負ってきたともいえる
            ⇒「ほとんどの部分を」あるいは簡単に「大部分」をでよい。「きたともいえる」の「も」にはどのような意味が込められているのか。 
学校は、21世紀も教育の最重要機関には変わりないだろ
う。答申や新学習指導要領をふまえると、21世紀の学校
には、教育の中心的機関として、家庭及び地域社会など
に、教育に対する理解と協力を求める責任があるといえ
る。
 ⇒ここのところも、ほとんど第一段落でいっていることと同じである。「教育に対する理解と協力を求める責任」も含めて、一つの段落にまとめよう。
 第15期中教審答申では「これからの学校教育のあり方」
として、生徒に「自ら学び、自ら考える力を養う」と
ある。このことは、21世紀の教員には生徒のモチベーショ
ンを高めるための知識・技術が求められるということだ
と考えられる。さらに、21世紀の教員には、学校が地域
社会の教育の中心機関となるためにリーダーシップを発
揮する必要があるだろう。
            ⇒ここは抽象論に過ぎない。そのために具体的にどのようなことをやるのかが書けていない。つまり、評論家然としていて、教員としての立場から書けていない。「モチベーションを高めるための知識・技術」って何ですか。教員は社会に対し、リーダーシップをどのようにして態度で示すのですか。
 そして、私はひとりの教育者として21世紀の教育が、
学校・家庭・地域社会全体で担われるために、まず目の
前の生徒の意識を変えていきたい。生徒には、あらゆる
職業が誰かのためになっているのと同じように、すべて
の人間が誰かのためになっていることを伝えたい。また、
                     ⇒いいたいことはよくわかるが、それでは生徒の意識を変えるためには何をするのですか。職業云々のところは、どのようにして生徒にそう(誰かのためになっていること)であることを自覚させるのですか。またそれは、特別活動の時間でですか、それとも道徳の時間でですか、それとも就業体験のときにですか。
一人ひとりが世代と世代をつなげるかけがえのない存在
であることも伝えたい。私はこの前提のうえに生徒の個
                 ⇒「この前提」といわれても困ってしまう。
性をのばしたい。私は21世紀を完成させるであろう生徒
                    ⇒この「21世紀を完成させるであろう生徒」という表現はよくわからない。
に、自分自身の社会的な意義を気づかせることが、21世
紀の教育を学校・家庭・地域社会全体で担うことにつな
がると考えている。このためには、私自身が同時代の横
        ⇒ここの論理的展開は果たしてそうなのかどうかわからない。社会的な意義を自覚させることが、どうして3者で教育を担うことにつながるのか。理由を書いてください。
のつながりと、世代をつなぐ縦のつながりを強固なもの
とするために日々精進しなくてはならないだろう。
⇒人間が、歴史的な存在であることは理解できる。また、ある意味で、地縁や血縁の中で生徒を育んでいかなければならないのもわかる。しかし、そのための「精進」とはなにか。推測するにそれは、個々人のもつ歴史意識、歴史的な社会への帰属意識を自覚し、高めることであろう。もっと、いってしまえば、郷土愛や愛国心かもしれないね。この「道場」は、投稿者の思想性の分析をするのが目的ではありません。そうではなく、もしも、「歴史的な社会への帰属意識」を21世紀の生徒に植え付けるべく実践するのであれば、その具体的な教育方法を書いてほしい。このような具体的な記述を書いてはじめて、「自ら課題を設定し、その課題に自分で答える力」が身に付いたといえるのでしょう。

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