『総合的な学習の時間』であなたは児童(生徒)にどのような力を付けさせたいか、具体的に述べよ。

チューリップさんの投稿へのコメント

 新しい時代を担う子どもたちの教育として、「生きる
力」の育成がある。この具体策として「総合的な学習の
        ⇒ここは、簡単に「そのため」でいいのではないでしょうか。
時間」が導入された。「生きる力」には、自己の確立の
ほかに他人を思いやる心がある。いじめや暴力行為など
⇒「生きる力」の学習指導要領における位置付けを再度読んでおきまょう。
の問題の解決として、他者を受け入れ尊重する力をつけ
させたい。専門教科である音楽を中心とした総合学習を
⇒いじめと暴力行為を解決する音楽を主題とした総合学習というのは、わかりにくいです。「他者を受け入れ尊重する力」だけでいいと思います。
提案し、以下述べる。
⇒第1段落に「として」を含む表現が3つもあります。表現に工夫しましょう。
 思いやりの心を育む目的方法として、ボランティアなどの
体験学習がある。そこで、音楽に心身障害者に対する福
祉教育を取り入れた総合的な学習を実施する。現在、福
⇒この文章はわかりにくいです。「音楽に」と「総合学習」とが調整されていません。「そこで、福祉教育を理解するため音楽を主体とした総合的な学習を実施する」でしょう。
祉教育として手話が広く行われている。手話を用いて耳
⇒福祉教育について、もう少し説明を加えもいいでしょう。
の不自由な方と音楽を共有し、理解を深める。まず生徒
に障害者への方へのボランティア活動の際に、一緒に楽
しめる音楽活動を行ってはどうかときっかけを与える。
⇒事前指導でということですね。
生徒全体全員で耳の不自由な方との音楽の共有の方法を議論
させる。手話はすぐに思いつくだろうが、耳の不自由な
方は音楽を振動で感じ取ることができるという助言を与
える。歌詞を手話、リズムを打楽器の振動で演奏するこ
とにする。一つの曲をグループ単位で分担させる。手話
⇒この「することにする」の主体はチューリップさんですね。
は参考書や手話ボランティアから学ぶ。メロディーのリ
ズムを打楽器の振動で伝えるので、曲はリズミカルなも
のを選ばせる。そして障害者の方の前で演奏するが、そ
のあと障害者の方に曲を教え、一緒に演奏する。相手の
立場を考えわかりやすく教えることを工夫させる。一人
一人個性や能力は違うが、工夫によって楽しみを共有で
きる大切さを説く。他者への理解が深まるだろう。
⇒以上の計画案を読み、学習主体としての生徒の存在が薄いような印象を受けました。もっと生徒が全面で行動するようなニュアンスの記述が求められると思います。ある程度の指導は教員に必要ですが、「支援」が教員の役割であることを忘れないようにして下さい。
 今回の学習では、手話のボランティア、障害者の方の
協力が必要だった。学校だけではなく、地域や家庭との
⇒障害者の方の「協力」なのでしょうか。
連携を密にしらければならない。総合的な学習の時間は、
⇒ここでいきなり3者連携を記述するのはなぜか理由がわかりません。
教科の枠がないので、教師や学校の工夫が必要だ。音楽
⇒「総合的な学習の時間は、教科の枠がないので、教師や学校の工夫が必要だ」は不必要でしょう。書くとすれば第1段落にしましょう。
教師として、意義のある授業ができるよう研究を重ねる。
⇒結論として、「意義のある授業」をするのではなく、「どのような力を生徒につけさせたいのか」を書くべきです。とすると、繰り返しの表現を避けつつ、「思いやりの心が生徒に根付くこと」を強調する方がいいですね。3段落構成になっていますが、具体的実践の記述部分を2つに分けて4段落構成にした方がいいでしょう。Sept.3,2002

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