私の目指す教師像

KOJIさんの投稿へのコメント

 私の理想とする教師像は、児童一人一人ひとりを理解し、温
かく包み込むことのできる人物である。それは児童それ
ぞれの個性を大事にし、育てることができる力を確かに
      ⇒「大事」と表現するよりも「大切」を使用しましょう。
持った人物のことである。そこで思い出されるのが、小
 ⇒「〜確かに持ってはじめて可能であろう」としましょうか。「人物」という言葉を繰り返すよりなにかほかの言葉を探す工夫をしましょう。
学校の担任の先生だ。
        ⇒「である」を使いましょう。
 その先生は、いつも私たちの気持ちを考え、時間を惜
しまず接してくれた。なかでも印象に残っているのが理
科の実験の授業である。どのような結果がでるかについ
て、一人一人ひとりが意見を出し合い、またその他の意見も考
                    ⇒この「その他の意見」とはなんですか。
えながら議論をし、最終的に自分の意見をまとめるとい
うものだ。実際に実験をしてみて、その結果が自分の
   ⇒「である」
した意見と違う時も多々あり、悔しい思いをしたことも
あった。しかし、私にとってその実験主体の授業は、とても充実し
                        ⇒「とても」などの話し言葉はやめましょう。「大変」や「非常に」のほうがいいです。
た気持ちになるものであった。やはりそれは、その先生
            ⇒ここは、微妙に文章がおかしいですね。「しかし、私にとって実験主体の授業は、おおいに充実した気持ちにさせるものであった」、あるいは、「しかし、私にとって実験主体の授業は、学習意欲を高めてくれる充実感をもたらしてくれた」としましょう。
が私たちに十分に議論できる雰囲気と時間を与えてくれ
たからだと思う。 また、その先生は私たちが卒業した
       ⇒上の空欄一マスはツメル。あるいは段落設定をワタクシが見落としたのでしょうか。ここは、「なぜなら、先生が十分に議論できる学習環境と時間を用意してくれたからである」としましょうか。
後でも、何度か葉書や手紙を送ってくれた。そこには旅
                 ⇒「その先生」の「その」は、最初の1回だけ書けばよく、あとは単に「先生」でいいでしょう。
行に行った話や、近況報告などが書かれてあった。それ
を受け取る度に、「先生は、ずっと私たちのことを見守っ
てくれているのだなぁ」と実感した。
⇒字数上問題があるなら、ここの、葉書云々のエピソードを削って、他のいいたいことにあてるといいです。ただし、このエピソードが「包み込む」温かさの表現であるとすれば、削るのはむつかしいですし、その旨を明記しなければなりませんね
 この先生より学んだ、個性を大事にし、自ら学び、自
           ⇒個性を大切にすることと、理科の実験授業との関連性を説明する文章があれば、一層論作文が引き締まります。考えて挿入して下さい。
ら考える力を育てる教育を具体的に示すことが、私の課
題であると思う。また、児童を包み込む気持ちを、自然
    ⇒「と思う」は意識して使わないようにしましょう。800字では1回でいいです。それから、ここにいう「具体的に示す」べき内容をひとつ挙げて下さい。
に表現できることも、指導力の重要な部分であろう。
⇒「児童を包み込む気持ち」をどのようにして「自然に」あらわすのか、具体例がないとピンときません。よくいわれるいい回しにこそ、その内容を吟味することが必要です。
 様々な児童と正面から向き合い、その行動や表現から
気持ちを理解し、それに応えていくことの積み重ねが、
⇒「児童理解をすすめ」ということですね。
私の理想に近づく道だと思う。また、それぞれの児童に
         ⇒ここで、「と思う」では弱い。結論部分ですから、断定しましょう。「〜近づく道である」とはっきりいい切る力強さを持って下さい。このように、論作文の前半では「かもしれない」とか、「であろう」とかを文末に使っていいですが、最後には「断定」し、自分自身の強調ポイントをアピールしましょう。
多くの選択肢を与えて、各自が興味を持つものを自覚さ
せることも重要なことである。そのためには、私自身も
⇒「また、児童に多様な選択肢を示し、学習の方向性を自分なりに決定させるよう支援すること、つまり学習における自分探しの旅を支援することが私の役割である」でどうでしょうか。
常に前向きに行動し、様々な方面へアンテナを張り巡ら
さなければならない。児童とともに、教師も成長していけ
る環境を維持しつづけることが、最大にして最高の目標
である。
⇒「個性を大事にすること」と「温かく包み込むこと」を目指すべき理念に挙げていますが、そうした理念が、具体的な風景とつながり、描かれていないところに不満を感じます。最後の、「前向きに行動」とは一体どのようなことをするのかも、書いてほしいところです。「最大にして最高の目標」が、教師も成長していける環境維持では、第1段落の問題提起である教師像と違っていませんか。全体的な統一に注意してください。具体的な像がイメージできるような結論を考えましょう。Jan.7,2003

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