私の目指す教師像

KOJIさんの投稿

 私の理想とする教師像は、児童一人一人を理解し、温
かく包み込むことのできる人物である。それは児童それ
ぞれの個性を大事にし、育てることができる力を確かに
持った人物のことである。そこで思い出されるのが、小
学校の担任の先生だ。
 その先生は、いつも私たちの気持ちを考え、時間を惜
しまず接してくれた。なかでも印象に残っているのが理
科の実験の授業である。どのような結果がでるかについ
て、一人一人が意見を出し合い、またその他の意見も考
えながら議論をし、最終的に自分の意見をまとめるとい
うものだ。実際に実験をしてみて、その結果が自分の出
した意見と違う時も多々あり、悔しい思いをしたことも
あった。しかし、私にとってその授業は、とても充実し
た気持ちになるものであった。やはりそれは、その先生
が私たちに十分に議論できる雰囲気と時間を与えてくれ
たからだと思う。 また、その先生は私たちが卒業した
後でも、何度か葉書や手紙を送ってくれた。そこには旅
行に行った話や、近況報告などが書かれてあった。それ
を受け取る度に、「先生は、ずっと私たちのことを見守っ
てくれているのだなぁ。」と実感した。
 この先生より学んだ、個性を大事にし、自ら学び、自
ら考える力を育てる教育を具体的に示すことが、私の課
題であると思う。また、児童を包み込む気持ちを、自然
に表現できることも、指導力の重要な部分であろう。
 様々な児童と正面から向き合い、その行動や表現から
気持ちを理解し、それに応えていくことの積み重ねが、
私の理想に近づく道だと思う。また、それぞれの児童に
多くの選択肢を与えて、各自が興味を持つものを自覚さ
せることも重要なことである。そのためには、私自身も
常に前向きに行動し、様々な方面へアンテナを張り巡ら
さなければならない。児童と共に、教師も成長していけ
る環境を維持しつづけることが、最大にして最高の目標
である。

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