21世紀の教育について

世界史オタクさんの投稿

 私は生徒の学ぼうとする意欲を育てる教育を目指す。
技術革新による変化の激しい社会のおいて、これまでの
知識注入型の一斉授業から、未来を主体的に生きる力の
育成が求められている。今日、目的意識に欠け、無気力
な若者が増加している。車で表現すると、生きる力は車
体であり、意欲はエンジンにあたる。私は動力源を強化
する授業を以下のようにして実践する。
 生徒の興味、関心を高めるために、実物教材を教室に
持ち込む。このように考える理由は、私の高校時代にあ
る。世界史の教師がエジプトで利用されたパピルスを授
業時間に見せてくれた。触った時の感動は、古代の文化
を感じることが出来た喜びであった。興味が湧いた私は、
いつもカバンの中にあるだけの教科書を読んだ。歴史は、
生徒からみれば、遠い過去や地域の出来事と考えられが
ちである。私はものに触れさせることで、歴史を身近に
感じてほしいと考えている。
 授業のなかで生徒が、ものに触れた時に感じる疑問を
大切にする。私は、課題が疑問から生まれると考える。
自分で課題を見つけて考えることにより、未来を主体的
に生きることが出来る力を鍛えるための訓練をしたいの
である。例えば、古代貨幣には小さくて丸い穴があいて
いるものが多い。これは持ち歩く時に、ひもで何枚も通
すためにある。私が一方的に教えるのではなくて、生徒
自身の疑問から調べ学習に移りたいのである。このとき、
私はどのような資料を集めると良いかなどの助言をする。
理由は生徒に資料の取捨選択を体験させることで、情報
処理能力を育てるねらいがあるからだ。
 私は実物教材を集めるなかで、すでにものを通した歴
史教育を実践している教師に出会い多くの助言を得るこ
とができた。生徒の学ぶ意欲に満ちた授業を実践するた
めに、教師同士の交流を大切にして、どのようなものが
教材と成り得るかを考えていく。

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