いのち

かいかいさんの投稿

 教師として生徒たちに一番伝えたいことはいのちの尊
さである。人はだれしも唯一無二の存在としてこの世に
生を受けた。繰り返すことのできない一度きりの人生を
生きている。勉強の苦しさも、クラブの悩みも、元気に
生きている証である。まず自分のいのちを大事にするこ
とを教えたい。
 自分のいのちの尊さが理解できる人間は、他人のいの
ちも重んじることができるだろう。自分と同じように、
周りの一人一人もかけがいのない存在なのだ。またそれ
ぞれのいのちは、お互い支えあい、協力し合って成り立っ
ていることも忘れてはならない。
 目を世界に向ければ、戦争の火種はなくならない。世
界貿易センタービルのテロ事件のような悲しい出来事も
起きてしまった。身の回りだけではなく、世界中で起き
ている事柄にも関心を持ち、関係者の心中を思いやれる
人になって欲しい。平和な日本と違い、海外では多くの
いのちが紛争や貧困が招く飢餓、伝染病などにより失わ
れている。私は、国際事情に詳しい英語科教員として、
いのちを学ぶにあたり、国際的な視野で物事を考えるこ
とができるように導いていきたい。教え子たちの中に、
将来海外青年協力隊に参加して、地球規模でいのちを救
う活動に従事するたいと思うような生徒が出てくること
が夢である。
 さらに、近年は中絶を経験する女子高校生が増加して
いると聞く。自分たちが次世代を担う新しいいのちを産
み出す存在でもあるのだという認識の欠如を悲しい結果
を招く。いのちの尊さを扱う中で、この点にも触れてお
きたい。
 最後にいのちの有限性、いつか必ず終わりが来るとい
う避けられない事実を認識する時、一日一日を大切に精
一杯生きる生き方が見えてくると思う。私も生徒ととも
に全力で悔いのない人生を送りたいと思う。

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