学校週5日制と学力低下について

世界史オタクさんの投稿

 学校週五日制の実施にともない、授業内容と時間が削
減された。これは保護者が生徒の学力低下を危惧する理
由になっている。私は内容や時間の削減が必ずしも学力
低下に結び付くとは思わない。学力を測る基準が知識の
量ではなく学ぼうとする力、つまり意欲に重点をおきた
いと考える。意欲を高めるためには、生徒が己の課題に
向き合う時間のゆとりが必要である。その時間が確保さ
れた今日、私は以下の実践を行いたい。
 私は授業に絵画史料を教材に取り入れ、生徒の疑問を
大切にした授業を行う。このように考える理由は私の教
育実習の反省に根ざしている。授業中に私から生徒へ発
問をしてみて、互いの温度差を感じたのである。生徒は、
なぜこの発問内容が重要であるかを知らないという意味
で私と同じ土俵に立っていないのである。絵画史料それ
自体は生徒に何も語りかけることはない。だからこそ、
主体的にそれに向かわなければならなくなる。私は教科
書からひとつの正答を探す発問ではなく、生徒が知識や
経験を生かして考える体験をさせたい。それを土台とし
て討論の持ち込み、さらなる学びへの意欲を高める。
 私は生徒へ休日を利用して、討論に使う資料の準備を
させたい。自分の考えを相手に理解させるには、科学的
に裏付けされた資料の提示が必須である。私は事前に課
題に対してどのような疑問や考えを生徒がもっているの
かを確認する。そして生徒それぞれにどのような資料を
利用すればよいのかなどを助言する。この活動を通して
生徒の情報収集能力や論理的な思考力るを高める。私は
生徒に変化の激しい社会を生きるために必要な学力を育
てたいのである。
 私は、授業時間に加えて日誌を利用するなどして生徒
との会話の機会を増やす。努力しているところは誉め、
適切な助言をすることで学びの意欲と行動力を育てる。
このことが学力低下の懸念を払拭すると考えている。

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