足元からの環境教育

泰輔さんの投稿

 環境教育にとって大切なことは、生徒に環境に対する
永続的な興味や関心を植え付けることにあると、私は考
えている。
 私が民間企業に就職したとき、企業から出る事業系の
ゴミは、有料化されていたのである。私は会社からゴミ
を減らす対策を考えるように指示された。民間のゴミ収
集業者に話を聞き、ゴミの値段は重さではなく体積で決
まるということを知った。そこで会社からでるゴミの量
を調べ、1番体積のかさむゴミはダンボールであること
が分かった。様々な情報収集から、ダンボールを無償で
引き取る業者があることが分かり、結果的に会社から出
るゴミの量を50%削減できた。この体験を通して、私は
ゴミとして考えていたものが実はゴミではない場合があ
ることに気づき、ゴミを捨てるとき、その捨てるものが
ゴミでいいのかどうかを考える習慣が身についた。
 私は、生徒たちにも総合的な学習の時間を使い、各家
庭のゴミを減らす活動をさせる。第1にゴミ処理という
実生活に密着したことと、地球環境とが深い関係にある
ことに気づかせる。例えば、紙を無駄使いしてゴミを増
やしてしまうと地球環境はどのように変化するのか、イ
ンターネットなどを使い調べさせ、考えさせる。第2に
ゴミ処理場を見学させる。ゴミの焼却までの流れを分か
らせ、また現在のゴミ処理場の混雑した状況を知ること
で、ゴミを減らす必要性を感じさせる。第3として、牛
乳パックリサイクルや、生ゴミの少ない料理の方法を考
えることなど、各家庭に即した計画を数値目標と併せて
立てさせ、活動させる。最後に活動の前後でゴミの量の
変化を比較させ、その成果を発表させる。
 この活動から、生徒がゴミを減らそうという意識を習
慣的に持つことを目指し、地球環境が自分自身の生活と
密接な関係があるという意識から、環境問題に気を配る
ことが生涯に渡ってできる人間を育んでいく。

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