学校週5日制と学力低下について

弘さんの投稿へのコメント

 完全学校週5日制が導入され、学力低下が心配されて
いる。これはその理由は、学力を知識の量と考えるからであろう捉えているところにあろう
    ⇒あるいは、「なぜなら〜だからである」を使用しましょう。文章表現のひとつのコツです。是非、こうした書き方をマスターして下さい。それから、学力を知識の量と「考える」主体、「捉える」主体は生徒でしょうか、保護者でしょうか。世間でしょうか。
私は学力を知識の量だけでなく、生きる力を身に付ける
ことであると考える。新学習指導要領では、完全学校週
5日制の下、生徒に基礎・基本を確実に身に付け、生き
る力を育むことをねらいとし、教育内容の厳選が行われ
た。私は、その厳選によりできたゆとりの中で学力向上
の手立てを取る。
⇒上に書いていることは誤りではありません。しかし、週5日制にする根本的な理由は、まとまった時間を設けて体験活動を実施するところにあると思われるのです。奉仕活動や、野外活動です。こうした観点を少しでも書いておくと、「しっかり理解しているなあ」と評価されますよ。逆にいうと、土日まで「勉強」をすすめるなら、塾に通わせることと同じになりませんか。「同じ」はいい過ぎとしても、学校ならではの「学力向上」のやり方が要求されています。それを「学ぶ楽しさ」云々の段落において展開しようとしていますね。ただ具体性が見えてきません。
 まず、きめ細かな指導で基礎・基本を身に付ける。そ
のために、個に応じた指導を行う。例えば、問題を解く
場合、スムーズに問題を解く生徒には、応用問題を与え
る。また、時間が必要な生徒には、十分に考える時間を
与える。つまずきがあり、問題を解くことのできない生
徒には、フィードバックしながら、つまずきを見つける。
そして、つまずきを克服するために、ドリル学習など繰
り返し指導をする中で、確かな学力の向上に心がける。
⇒言葉に関していいますと、「発展的な学習」、「自発的な学習」などの語彙を使ってみるのもいいでしょう。ところで、「確かな学力」とは何でしょうか。これは、「学びのすすめ」に描かれていますので、読んでみて下さい。
 次に、学ぶ楽しさを体験させ、土日の学習への意欲を
引き出したい。学ぶ楽しさとは、生徒が主体となり学習
に取り組み、分かる喜びを味わうことだと考える。そこ
⇒ここの「分かる喜びを味わう」指導は、できれば具体的に書いたほうがよいです。「身近な題材」とは何なのか、「調査活動」とは何を調査するのか、はっきりしません。1行でいいので書きこんでみましょう。
で私は、授業において、問題解決的な学習を取り入れ、
生徒主体の学習に努める。導入では、身近な題材などに
より生徒の興味を引き出す。その中から疑問に思うこと
を、生徒に発問しながら見つけさせる。自ら課題を見つ
けることで意欲を高めることができるであろう。課題を
見つけたら仮説を立て、それを基に調査活動を行う。活
動の目的をしっかりもたせ、学習課程において努力が見
られた時などには、それを認め称賛する。それにより、
                   ⇒「そうすれば、」や「このように指導すれば」でどうでしょう。
達成感や満足感ができ、更なる学習意欲を引き出せると
ともに、学ぶ楽しさを知るきっかけになる。
 このようなことを行うことで、確かな学力を身に付け、
 ⇒「以上のように、確かな学力を身に付け、私は生徒に生きる力を育む基礎を築く」と断定調のほうがいいですね。
生きる力を育む基礎が築けるだろう。また、学力低下の
心配も解消されると考える。
⇒すっと読めるいい文章です。表記上の問題はありませんし、文章の乱れもありません。構想もよろしいです。赤ペンをいれているところは、かなり「高度な」要求であると思います。ワタクシからの問いかけをクリアして、さらによい完成度の高い論作文を目指しましょう。「受ける自治体において1番で合格してやる」気概を持って下さい。期待しています。

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