21世紀の教育について

純さんの投稿

 現在、社会は国際化、情報化等により変化し続けてい
る。私は、21世紀の教育として、社会の変化に対応でき
る「生きる力」をはぐくむ。私の考える「生きる力」と
は、好奇心をもち、自主的に学び、考える力である。
 私は昨年、オーストラリアの小学校で日本語を教えて
いた。全クラスの中で、群を抜いてよくできる5年生の
クラスがあった。授業外でも進んで日本語を使ったり、
日本語で手紙を書いてくれたりした。他のクラスと違っ
ていたのは、日本に対する好奇心と学習意欲である。
 それは、全クラスで巻き寿司を紹介した時に顕著に表
れた。田舎の小学校だったこともあり、巻き寿司を食べ
たことがないという子供がほとんどだった。海苔を食べ
るという習慣のない子供達にとって、海藻である海苔で
ご飯や具を巻くことは想像もできないことだった。その
ため、子供達の反応は予想以上に大きく、作っている最
中から「気持ち悪い」の連発だった。巻き寿司を食べる時
も、毒でも食べるかのように食べ、そう思って食べた物
はやはりおいしくなかったようだ。
 しかし、五年生のクラスは違った。作っている時には、
「おいしそう」という声が上がった。それには私も耳を
疑った。そして、巻き寿司は完食に終わった。
このクラスの子供達が、日本に対してプラスイメージ
で考えられるのには理由があった。担任教師の存在であ
る。その教師は、日本に大変興味があり、私の授業以外
にも、日本について取り上げ、学習を進めていた。
 この経験から、教師の役割の大切さを知った。教師自
身が興味、関心を持って学習に取り組むことによって、
子供達も、好奇心を持ち、自ら学ぶ姿勢が生まれる。私
は、21世紀の教育において、総合的な学習の時間をフル
活用する。そして、私の体験談を含め、地域の人など、
多くの人の話を聞かせる。その中で、児童に好奇心を持
たせ、自主学習の場を持ち、生きる力をはぐくむ。

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