学校週5日制と学力低下について

ドリームさんの投稿へのコメント

 昨今、国際化や情報化など変化の激しい社会の中で、
さまざまな教育改革が進められている。平成14年度から、
新しい学習指導要領が小・中学校で全面実施された。ゆ
とりの中で「生きる力」を育むことを目的として実施さ
れたが、保護者や地域社会から学力低下を懸念する声が
多く聞かれる。私は教師としてこの懸念を払拭するため
に、次のような教育活動を実践していく。
⇒うまく書けていますが、下の内容をさらに充実させるため、4行くらいに縮めてみましょう。
 生徒自らが学びたいという気持ちを喚起させるために、
英語字幕のない簡単な映画やドラマを見せて、それを基
⇒ここは、「日本語字幕のない」ではないのですか。
にバズ・セッションを行わせる。グループでどんな内容
だったのか、どこの場面が印象に残ったのかなどの話し
合いをさせ、そのグループの代表もしくは数人に話し合っ
た結果を発表させる。通常授業にはない新鮮さをもって
授業に臨め、更に自分たちで話し合った結果を発表する
ということで、やり遂げたという達成感を持たせること
ができる。しかし、この方法は中学生には多少困難な面
     ⇒この行は、2つに分けましょう。「だが、この実践は中学生にとって多少難しい。したがって、私は、登場人物や内容などある程度の情報を生徒に与える事前指導を忘れない。
もあり、前以って、その登場人物や内容などある程度の
情報を生徒に与えることを忘れないようにする。また、
やり遂げた生徒に必ずめていきたい。
⇒生徒の関心に応じ、映画を題材として国際理解あるいは外国語教育に取り組む姿勢がよくわかります。ここまで書く力があるのならば、もう一歩掘り下げ、どのような映画なのか、具体的に映画のテーマを書きこんだほうがいいでしょう。
 次に、保護者や地域社会へのアカウンタビリティーを
大切にする。授業方針や学校活動内容などの説明責任を
明確に果たし、学力低下への懸念を多少なりとも拭いた
い。保護者とは定期的に会合を開き、常に密な関係を保
ちながら、あらゆる場面で落ち着いた対応ができるよう
に、確かな人間関係を構築しておきたい。
⇒この段落の「あらゆる場面で落ち着いた対応ができるように、確かな人間関係を構築しておきたい」は実際になにをするのかわかりません。「学力低下への懸念」を拭う話し合いは、ドリームさんの教育実践を語ることなのですから、上の段落と関連するように書けばいいでしょう。
 生徒や保護者など、それぞれに確実な対応を施し、教
師として、また、一社会人としての職責を十分に果たし
ていきたい。平素から多様な情報収集に心がけ、それら
を授業や教育活動に横断的に取り入れていき、実際生活
に即した確かな学力や豊かな心を育成することに、全精
力を注ぐ所存である。未来を拓く生徒を育てるためにあ
らゆる努力を惜しまず、教育活動に専念していきたい。
⇒全体としてまとまりよく述べられています。ただ、最後の段落のところで、学力低下と週5日制との関連を記述しなければ、評価が半減します。この論作文では、学力低下については書けていますが、週5日制については触れられていません。そこをどのように調整するべきでしょうか。保護者に対する説明責任を書いたところを圧縮して、土日のプランを提示し、その授業実践が「低下を防ぐ」と主張したほうが課題に即した論述になります。Apr.4,2003

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