学校週5日制と学力低下について

泰輔さんの投稿

 学校週5制にともない授業時数や教育内容が削減され
た。社会では学力低下を懸念する声が上がっている。こ
れに対し私は家庭、学校、地域社会の連携に主眼をおい
た3つの取り組みをする。
 まず、学校から家庭や地域社会に向け、現在学校で
生徒が行っている学習内容等を学級通信や地域の回覧板
で知らせる。開かれた学校であることを具体的に示さな
ければ家庭や地域社会との連携は難しい。私の住んでい
る地区にある小学校からは、回覧板を通して、「演奏会
を行います。見学に来てください」などの情報が入っ
てくる。とくに、学校に縁のない人びとにとってこの方法は
効果的である。
 2つ目は、私の担当する国語の授業に関連し、学校で学習している文章に
ついての討論会を休みになった土曜日に開く。保護者や
地域住民を招き、生徒と対等な立場で、例えば『走れメ
ロス』の主人公の行動の是非について討論を行う。社会
人の意見を生徒に聴かせられることや大人たちと対等に
意見交換をすることにより、学ぶことの楽しさを体験さ
せられる。
 3つ目は、生徒に宿題を課す。学力低下を心配する声
の中には、生徒の自宅での学習習慣の乏しさが要因の1
つに上げられているからである。生徒に、保護者の協力
が必要な課題を与える。そのことを保護者に知らせ協力
を促す。宿題の内容は、例えば授業で取り上げた評論等
を保護者にも読んでもらいその感想を生徒がレポートす
るというような課題にする。保護者と協力して学習する
ことにより家庭での学ぶ習慣を身に付けさせる。
⇒高校くらいになると、「宿題」はあってもいいですが、保護者と「いっしょにする」というものではなくなっているのではないでしょうか。「授業で取り上げた評論等を保護者にも読んでもらい」というのは行き過ぎかと思われます。
 学力低下への懸念に対しては学校だけで解決しようと
するのではなく、家庭や地域社会の協力を得ることが必
要である。社会全体で生徒の学習意欲を高め、学力低下
への懸念を払拭していこうとする姿勢を教師として家庭
や地域社会に発信していくことが重要である。
⇒よくかけています。ただ、学力低下の「学力」の中身を考える記述がほしいところです。すなわち、新しい意味での「学力」、学力を「生きる力」として評価するという場合の「学力」についての記述です。そうした観点からは、高校段階では、総合学習の取り組みに特色ある「学力」を身に付けるような指導を考えたほうが、「連携」においては適切でしょう。Apr.5,2003

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