21世紀の教育について

アメリさんの投稿へのコメント

 子どもたちは可能性を一杯つめた種のような存在であ
る。その種が成長しそれぞれの花や実をつける21世紀は
今以上に情報化や機械化の進む時代になるだろう。しか
し、どんな社会であれ求められるのは「豊かな感受性を
備えた魅力ある人間」ではないだろうか。21世に子ども
⇒ここは、括弧を使わなくてもかまいません。
たちがどの分野へ伸びていこうとも、根っこに人間らし
い豊かな感情の世界を持たせたいと考える。
 そこで私は子どもたちの感受性、とくに「感動する心」
を十分に育んでいきたい。物事をいつも瑞々しい心で捉
えること、他者の気持ちに深く共感できる心を持つこと
などは、子どもたちが自らの生き方を考え、さらに他者
とも心豊かに生きる社会参加していくうえで必須の要素であるからだ。
                      ⇒「必須の心情だからである」でどうでしょうか。「要素」をいいかえるのは難しいですね。「感性」、「心根」、「人間性」ほか思いめぐらしましたが、「心情」でいかがでしょうか。
 そこでまず、子どもたちに読書の機会を十分与えてい
こうと考えている。近年子どもたちが本に接する機会
減少傾向にあるという。しかし読書は自分以外の様々な
生き方や感情にじっくり向き合う絶好の機会である。本
は心の栄養剤、という言葉があるが、私は子どもたちに
本を通じ、心を揺さぶられるような、感動の経験を多く
    ⇒「私は本を通じ心を揺さぶられるような感動体験を、子どもたちにできるかぎり積ませたいと計画している」でどうでしょうか。なお、教養答申では、「読書は子どもたちに居ながらにして想像力を羽ばたかせる機会」と表現されています。一読していると思いますが、文科省のページも参照してみて下さい。
させたいと考える。そのため、まずは朝の時間に読書タ
イムを設ける。また、読書の掲示板を作り、そこに子ど
もたちがお勧めの本を紹介したり、自由に感想を寄せた
りするコーナーを設ける。強制でなく、自然に子どもた
ちが本を手に取りたくなる環境作りを目指す。
 そして何より、私自身が物事に感動できる豊かな感性
を忘れずにいたい。小学生の時クラスで劇を行ったのだ
が、担任の先生は私たちに向けて涙を流して拍手してく
ださった。私は先生が泣くことにびっくりしながらも、
嬉しくて胸がジーンとしたことを覚えている。何かに感
動できる気持ちを先生は自然な態度で表わして下さった。
私もそんなうした素直な心で子どもたちと接するつもりである
こうした実践を通じ、子どもたちの育つ土壌を豊かな感
受性という肥料で満たしていこうと考えている。
⇒全体としてよくまとまっています。アメリさん自身が「劇」で体験した「感動」の文章は、構成上、もう少しうえに設置したほうがいいでしょう。論作文を書くうえで、「自分の感動」→「先生の指導のすばらしさ」→「私も子どもにそうした体験を積ませたい」→「読書運動をやってみよう」→「豊かな人間性が育まれる」となるからです。すなわち、具体的、個人的事象から、抽象化し、教育実践へとなるということです。「種」の比喩も整合性をもっており、引き締まっています。Apr.9,2003

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