私の目指す教師像

marominさんの投稿

 「仲間」は、人生という長い旅で、互いに支えあう存
在である。今の私があるのは、進路選択や就職などの人
生の節目で、共に悩み、励ましてくれた友達やクラスメ
イトがいたからだと思う。
 しかし、講師をしてみて、生徒達の中に、「仲間」よ
り「自分」を優先する傾向があるのでは、と感じるよう
になった。クラスメイトの話が聞けず、すぐに手が出て
しまう。傷つけるような言動が、日常的に繰り返される。
また、様々な事情から、仲間を他人として受けとめ、信
じることができずにいる生徒にも出会った。私は、生徒
がクラスを1つの仲間、と感じることができる環境を作
りたい。そして、仲間の中に居場所をつくることができ
るよう、クラス運営をしていきたい。
 具体的には、SHRを「クラスの仲間」という意識を
育てる時間としたい。係りの伝達を静かに聞き、メモを
取るなど、基本的なことは生徒相互で注意しあい、助け
あえるよう促す。たんに「静かにする時間だから」とい
う理由でなく、「伝達してくれる仲間の頑張りを認めよ
う」と声をかけたい。
 また、班日誌を活用してゆく。日誌が定着するよう、
スタンプやシールなどを用いて返信を書く。そして、日
誌に友達の長所や良い行動、特技などが書かれていたら
SHR で紹介する。また、クラス通信に掲載し、保護者に
も伝える。このような試みを通じて、普段あまり話すこ
とがない者どうしが、認め合い、尊敬し合うきっかけを
つくりたい。
 この方法は、授業でも取り入れ、工夫のあるレポート
や意見などを大勢の人に紹介したい。そうして、授業へ
の意欲をかきたて、他者の意見に興味を抱かせたいと思
う。
 私は教師という職業は、生徒達に「仲間」を大切にし、
認め合う素晴らしさを伝えられる、非常に魅力的な職業
だと思う。私が目指すのは、生徒の「人生の仲間探し」
の助けとなれる教師像である。

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