あなたの希望する校種における教養教育の推進について具体的に述べよ。

りゅうたろうさんの投稿へのコメント

 私の考える教養とは、幅広い知識と視野、それに基づ
く考え方、豊かな心などである。これらのこうした教養は、本来
自発的に身に付けるべきものであり、そのためには、自
ら学ぼうとする意欲が欠かせない。このことからしたがって私は、
自ら学び考えようという意欲を育て、生徒自らが以上に
                 ⇒このように「生徒自らが以上に挙げたような教養」と書くのは、くだくだしいですので、表現を工夫しましょう。「以上に挙げたような」という部分をどのようにしていい換えるか、あるいは省くかということです。同義反復のようなきらいがありますが、「したがって私は、学校教育を基盤に生徒自らが自分自身の幅を主体的に広げていくよう指導したい。それが私の教養教育の捉え方である」でどうでしょうか。
挙げたような教養を身に付けられるようにすることが教
養教育であると考える。以下に専門教科世界史での取り
組みを述べる。
⇒教養とは、専門にすすむ前提となる幅広い知識やものの見方のことですから、厳密にいえば「教養教育」と「専門教科」との関連をまず示しておかないといけないかもしれません。
 まず、歴史上の事物と日常生活とのつながりを示し
生徒が興味・関心を持てるよう授業を工夫する。たとえ
ば、ユーラシア圏での文明交流や後漢の導入に、生徒に
  ⇒「ユーラシア圏での文明交流や後漢の単元における導入で」としましょうか。
なじみのある紙の歴史を取り上げたり、逆に、学んだ歴
                     ⇒この「逆に」以下の文章は、ちょっとわかりにくいですね。ここでも具体的事例をあげるとはっきりします。ただ、字数をどうするかが問題ですね。
史と関係のある身近な物の歴史を調べさせたりする。
うすることでそうすれば、時間的、空間的に遠く離れたものと思わ
れがちな歴史を、生徒が自分に関係のある身近なものと
感じるであろう。生徒の興味・関心を持つ引き出し、ことができる。興味・関心を持
つことで、育む授業が、もっと知りたい、調べてみようという意欲
芽生え、自ら学ぶ力を身に付けるきっかけとなる。
 また、世界史では優れた古典がいくつも出てくる登場する
れら古典を生徒が読むことは、教養を身につける上で非常に
有益である。私自身、ドストエフスキーやヘミングウェ
イなどの著書を読み、その歴史的な背景に興味を持つと
ともに、人間や自分のあり方について深く考えさせられ
た。このような私の読書体験に基づき、できるだけ多く
⇒ここに、こうした読書が教員を目指す原動力になっているということや、世界史引きこまれた契機であることを述べてもいいでしょう。
の古典を紹介し、生徒に読書を促す。読書を通じて、生
徒は新たな世界に触れ、自己の世界を広げ、幅広い視野と知識や、考える力
を身に付けられる。また、そこから受けた感動や興奮刺激により、って豊かな心
も養われる。
 最後に、生徒の教養教育において、教師である私自身
の姿勢も重要である。地域活動やボランティア活動など
への積極的な参加や、教材や指導法の研究、読書等を通
じた自己研鑽に常に励む。そして、生涯にわたって教育
者として力量を高めるとともに、常に向上心を持って自
分自身の教養を磨いていく覚悟である。
⇒最後の段落は、紋切り型の書き方になっています。りゅうたろうさんのなすべき「努力」は、すでにうえの段落まででしっかりと書けていますので、繰り返しのように捉えられます。「地域活動やボランティア活動への参加」は、それはそれで1つのテーマになりますから、カットしてもよいかもしれません。それよりも、学校教育活動全体での教養教育に、りゅうたろうさんの取り組みがどのようにつながるのかをまとめとしましょう。Apr.26,2003

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