2003年夏・教採
「あたるも八卦あたらぬも八卦予想問題」D

問1:現在、ボランティア活動を学校の教育活動に組み込むよう推進されている。ボランティア活動は主にどのような教育領域で実践されるべきか、その領域を2つ答えなさい。

問2:以下の文章の空欄にあてはまる選択肢を以下から選んでいれなさい。

問3:以下の文章における下線部に関連し、「教育改革国民会議」で提言されている取り組みとして間違っているものを選びなさい。

1.通学合宿
2.「教育の日」の設定
3.校長のリーダーシップ
4.コミュニティスクールの構想
5.心のノート

 我が国を含め多くの国々で,個人や団体の地域社会におけるボランティア活動や( @ )活動など、利潤追求を目的としない、様々な社会問題の解決に貢献するための活動を行うことが社会の中で大きな機能を果たすようになってきている。このような活動は、個人が社会の一員であることを自覚し、互いに( A )して個人がより良く生き、より良い社会を創るための活動に取り組むという、従来の「( B )」と「( C )」という二分法では捉えきれない、言わば新たな「( D )」のための活動とでも言うべきものであり、豊かな( E )を支えるための大きな原動力となっている。
 こうした活動を貫く考え方は、社会が成り立つためには、個人の利潤の追求や競争のみならず、互いに支え合うという( F )が必要であり、同時に個人が自己実現や豊かな人生を送るためには、生涯にわたって学習を重ね、日常的に社会の様々な課題の解決のための活動に継続して取り組むことが必要であるというものである。
 本答申においては、このような、個人が経験や能力を生かし,、個人や団体が支え合う新たな「( D )」を創り出すことに寄与する活動を幅広く「奉仕活動」として捉え、個人や団体が支えあう新たな「( D )」による社会をつくっていくために、このような「奉仕活動」を社会全体として推進する必要があると考えた。
 また、「奉仕活動・体験活動」の意義は、個人の側、特に成長段階にある青少年の側からもとらえることができる。
 人間は生まれてから、次々と経験を蓄積して人間としての成長を遂げていく。新たな経験をすると、それが既に蓄積されている経験の中の関連する要素と結合して、その一部を変形したり、切り捨てたりしながら、新たに蓄積される経験を形成していく。そのような経験には、奉仕活動・体験活動などのような( G )もあるし、書物、テレビやコンピュータなどによる( H )もある。それらが様々に結合して、その人の行動の仕方やものの考え方を形成していく。
 したがって、経験は直接、間接の両方をバランスよく豊かにした方が良いとされる。青少年の奉仕活動・体験活動は、まだ( G )の乏しい段階において、( G )を豊かにするという貢献をする。
 青少年の現状を見ると、多くの人や社会、自然などと直接触れ合う体験の機会が乏しくなっている。特に、情報化や科学技術の進展は、( G )の機会を減少させている。青少年の豊かな成長を支えるためには、学校や地域において、青少年に対し( I )、計画的に「奉仕活動」をはじめ多様な体験活動の機会の充実を図り、思いやりの心や豊かな人間性や社会性、自ら考え行動できる力などを培っていくことが必要である。いじめ、暴力行為、引きこもりなど青少年をめぐり様々な深刻な問題が生じており、子どもたちの精神的な自立の遅れや( J )の不足などが見られる。このような中で、青少年に、社会の構成員としての(K  )や、他人を思いやる心など豊かな人間性をはぐくんでいくためには、社会奉仕体験活動、自然体験活動など様々な体験を積み重ね、社会の( L )や自ら考え行動する力を身に付け、自立や( M )に向けて成長していくことができる環境を整備することが求められている。また、そのような機会の充実を図ることが、将来にわたって、日常的に社会に役立つ活動に主体的に取り組む人間に成長していく基盤を作ることにつながる。


あ・市民社会、い・無意図的、う・直接経験、
え・互恵の精神、お・NPO、か・内面の充実、
き・官、く・協調、け・社会経験、
こ・NGO、さ・近代社会、し・社会性、
す・連帯、せ・人間性、そ・間接経験、
た・規範意識、ち・生活経験、つ・意図的、
て・寛容の精神、と・倫理性、な・民、
に・自我の確立、ぬ・公共、ね・ルール、
の・国家

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