はやいもので、「わが愛車」のコーナーも、もう連載20回を数えることとなりました。こんな素人サイトに、多くの閲覧をいただき、ありがとうございます。ところでところで、この愛車のオーナーたるワタクシのハンドルネームを明示していないのではないかと、ハタと気付きました。みなさま「浩」です。ヨロシクです。さて、リアショック換装作業は、おなじみの、この状態からはじめます。カウルを剥いで、タンクをはずさないと作業ができません。タイヤをはずす前に、力のかかる作業は終了しておくのが基本です。 |
![]() |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
タイヤもはずさなくては、作業ができないと思います。また、古いショックを取りはずすと、つっかえ棒がはずされたことになり、負荷がもろにかかりますので注意が必要です。ふるいショックは、売り払ってはなりません。オーリンズショックをOHするとき、緊急間に合わせ用ショックがなくなり、困るからです。 |
まず、ショック上部の方からゆるめます。仮留め状態にします。 |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
割りピンを抜きます。 |
この取り付けナットは固く締められています。一度このように上部のボルトを緩め、再び簡単に締め直し、ショックそのものを取り付けている下の横向きのボルトをはずしました。本当は横のボルトからはずすべきですね。そうしないと、ショックブラケットをひねってしまいます。 |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
![]() |
ショックを横から固定しているボルトをゆるめるには、19のボックスレンチが必要になります。 |
こういうふうにボックスレンチを嵌めます。狭くて作業しずらいです。 |
![]() |
![]() |
そしてこういうふうにします。ワタクシはこのように上から緩めたのですけれど、正確には上下どちらのボルトから緩めるのでしょうか。それとも、ここではあんまり手順を気にしなくていいのでしょうか。 |
で、こうです。古グローブが、こんなところで役立ちました。空回りを防ぐため、反対側から、T字レンチで補助します。 |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
![]() |
アップしてみました。この懐かしいグローブ、クシタニのバーゲンで1000円でしたよ。もう何年も前のことです。安かったもんで、2セット買った憶えがあります。よく活躍してくれましたよ。 |
こういうようにはずれますが、ボルトは再度仮留めしておきます。このようにショック上部を緩めてから、ジャッキアップするのが本当の手順でしょう。ワタクシはいつもの癖で、先にタイヤをはずしてしまいました。 |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
![]() |
アライメントインジケーターを確認。時折、反対に付けてしまうんですよね。 |
タイヤをはずします。 |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
![]() |
写真中央に映っているボルトを緩めます。「整備中の写真3」でも紹介していますが、てこずる作業です。慣れるといいのですが・・・ |
ショック下の取り付けボルトです。ここもはずします。 |
![]() |
![]() |
横からのぞいたところです。 |
さて、それではショックを引き抜きます。 |
![]() |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
OEMのショックは、車体搭載としては、これで見納めです。よくがんばってくれました。いまではリビングルームの装飾品になっています。横の写真のサイレンサーも、ボロボロになりました。転倒ゆえです。治るかどうかbeetに聞いてみることにします。 |
![]() |
![]() |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
ショックブラケットをキレイに清掃してやります。ここに何個かナットをかまして車高を調整する方もいらっしゃるようです。 |
取り付けボルト類です。すべてのボルトが右から突っ込まれ、左側をナットで締めるようになっています。 |
![]() |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
ダラ〜ッ |
主がいなくなった状態です。いよいよここに、黄色いバネが。巷では「幸福的黄色」といわれている代物です。さあ、そこまで私の場合、幸せを感じ取れるかどうか。 |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
![]() (写真をクリックすると拡大します) |
これでOEMショック取りはずし作業は終了です。作業時間は1時間程度でしょうか。ショックを取りはずすのに、タンクも降ろさなければならないのが不満といえば不満です。タンクを降ろさないと、下手すれば傷がつくからです。 |
ああっ、このカウリングの写真も、もう撮れません。トップページにありますように、白い姿になりました。トホホ。しかし、このグリーンのカウル類は、全面的損傷というわけではないので、残してあります。やがて、年老いて自宅にZXRを飾るとき、装着してやるとしましょう。 June 15,2004 ![]() |
![]() |